次世代旅客機「ボーイング787」について

この記事は約2分で読めます。

次世代旅客機「ボーイング787」について説明を受けたので紹介をします。
ボーイング787

ANAが世界に先駆けて発注
アジアでは初のローンチカスタマーとなり、ローンチ時最大の50期を確定発注し2011年に初号機を受領予定

次世代のベストセラー
新技術を多用し、信頼性・快適性・経済性の優れた機体で日本(三菱・川崎・富士重工)のワークシェアは35%

787選定の背景
・B767-300型機の後継機種として、国内線仕様では300席クラスであること。
・同一機種による国内線・国際線運行が可能でありB767型機を凌ぐ信頼性・経済性・快適性が確保できること。

787に求めた事項
公共交通機関としての責務として、従来機にて経験した課題に対応した安全性・信頼性・快適性・経済性の向上した機体
・国内の運行形態や運行環境への合致
・従来機にて発生した不具合への対応策の反映
・導入される新技術の検証と対応
・ライフサイクルを通して高品質かつ経済性の高い機体

期待する787の実現へ向けて
■購入契約前
・国内特殊環境への対応
 日本特有の冬期雷に対応した機体用件の設定
■機体設計時期
・高信頼性の実現
 短距離高度運行に合致した油圧装備品
 VHF PTTスイッチのスタック検知機能追加
 落下物対策強化(LDGロックスプリング)
・経済系の確保
 複合材に使用可能な耐久性の高いペイント
 適切なエンジン推力値設定機能の追加
 従来機のギャレカート装着可とするアダプター
・運行支援性の向上
 日本人の顔にフィットする乗務員用酸素マスク
 ウィンド・ウォッシャーシステムの採用
 複合材検査に使用する機器の操作性向上
・快適性の確保
 ウォッシュレットの採用
■導入準備時期
・不具合モニター機能の強化
 「直す」整備から「見つける」整備へ

787導入スケジュール
7月:SROV(Service Ready Operational Validation)
8〜9月:初号機受領
9〜10月:就航開始

担当者の方にボーイング787に乗るときにどのような点を気にしたら良いかを聞いてみたところ、上空を飛行時でも地上と同程度の気圧と湿度が保てるので快適に過ごす事ができると回答いただきました。
飛行機特有の耳が痛くなる現象が抑えられるようです。
また、湿度が保たれるとのことなので女性にやさしい飛行機になっているようです。

実際にボーイング787に乗るのが楽しみですね!

コメント

  1. blogを更新したよ: 次世代旅客機「ボーイング787」について – http://bit.ly/mmTYsE

タイトルとURLをコピーしました